<144話?(DVD部分)> 戦車にランカーが乗っている。
プラス、ヘドロ、シドロ・モドロがへばりつくように乗っている。
ランカーは、「ルチ将軍はけしからん男だ」とお怒りだ。
ルチ将軍はプリンセス・プリンプリンはベベルと一緒に殺してしまえとほざいたそうだ。
そして、高笑いしたそうだ。
…ということは、誰かがランカーにルチ将軍の言葉を「密告」したことになるが
欠落部分があるため不明です。一体誰だ?
多分ステッラだとは思いますけど??
ヘドロは、ルチ将軍の考えに同意する(^^;)。
「王家の谷はまだか?」のランカーの言葉に、
ヘドロはたいくつしのぎに「ヘドロのうた」を歌う。
ガタガタ揺れる戦車なのに歌になった途端、
ヘドロは流暢に歌っている。器用だな〜。
湖畔。
ボンボン、オサゲとカセイジンが釣りをしている。
カセイジンの予感が起こる。
「ランカーが王家の谷に向かっています。」
丁度その時、プリンプリンが湖畔に来た。
そしてカセイジンの予感にコメントした。
「一体なにをするつもりかしら?」
王家の谷。
ランカーの戦車が到着。
ランカーは、王家の谷を見回して「つまらんところだ」と感想をもらす。
シドロ・モドロは、
つまらんところに見えるがいろいろ不思議なことが起きる、
木のなかに人間がいるとか説明する。
ランカーがその話をバカにすると、
ヘドロが「それは本当らしいですよ」と説明する。
湖畔。
ベベルが「大木の顔の声に聞き覚えがある」と発言。
それは、子供の頃に会った墓守りのおじいさんの声だそうな。
オサゲが「どうして、木の中にいるの?」と疑問を抱くと
プリンプリンはその木の仙人が言った言葉を思い出した。
ー私は私の体を奪われた。ー
「体を奪ったのは誰なの??」プリンプリンは疑問に思う。
意味ありげにルチ将軍の横顔のドアップがドドーンと出る。
ここはルチ将軍の宮殿だった。
ステッラ相手に、ルチ将軍は演説ぶっていた。
「数年後には地球の支配者になる」とか言っちゃっている。
ー世界制覇大作戦ー手始めにトナリーランドを攻めるそうな。
王家の谷。
シドロは地下の蔵から、箱を持って出る。
「この箱も中身はスカンカランだ」と説明する。
ランカーはその箱を開けて中をみた。
その中には、ルチ将軍の頭の形に似ている跡が…。
「ここには、昔空から降ってきた世にも珍しい不思議な宝が入っていたに違い無い」
とランカーは意味ありげに宣う。
<管理人の感想>
記憶が正しければ、ここも多分アーカイブスは未登録部分…だと思います。
(h17.3.30記)
<145話>初放送;NHK総合1979.11.09
湖畔のプリンプリン達。
カセイジンの予感が起きた。
プリンプリンにとって大事な知らせが来る、との事。
モンキーが「キタキタ、キンキラキン。」と言う…というより鳴く(?)。
不思議な猿ですね〜(感心)。
黄金バットが飛んでくる。
ワットさんとマイホームもそれを追っかけて登場。
ワットさんは、「とっても大事なお知らせがある」とプリンプリンに言う。
ワットさんとマイホームは、
そのためにプリンプリンを探していたらしい。
「早い話が」。
シャーレッケ・マイホームとワットさんは、手に手をとって
アクタ共和国中を旅していた。実は黄金バットが案内係だったけど。
「2人と一羽(いっぱ)…」とワットさん。
マイホーム、「こうもりは鳥ですか?」と問いかける。
動物学者のワットさんは「ド忘れした」と弁明。
鳥なら1羽(いっぱ)。
獣なら一匹。
その間を取って1パキ(いっぱき)だそうな。
ちなみにこうもりは、ほ乳類、つまり獣です。
いつの間にか、夫婦漫才が行われている(ーー;)。
どこが「早い話」なんだか…。
二人の話にジレったくなるボンボン、カセイジン、オサゲ、プリンプリン。
管理人もジレったくなった。
「私たち2人」と「1パキ(いっぱき)」は、
アクタ共和国中旅をして気づいた事がある。
その1;(パンパカパーンとマイホーム間の手)
湖はあるけど海はない。
場面転換。
宮殿。
ルチ将軍は側近のステッラに野望を語る。
「アクタ共和国には海がないが、
となりの国に攻め入れば、海をもつことができる。」
アクタ共和国国歌をBGMにルチ将軍を中心に不気味な行進イメージ。
ルチ将軍が空き缶をほうりなげると、地球の模型のてっぺんにみごと乗っかる。
御見事。
再び湖畔。
その2;(パンパカパーンとマイホーム間の手)。
やたら「パンパカパーン」ともったいぶるマイホーム&ワット夫妻。
プリンプリンはナカナカ話が前に進まないのでイライラしている。
管理人も再びイライラした。
その2;猿がいない。
アクタ犬という獰猛な犬がいるのが理由らしい。
プリンプリンはベベルに、この国に猿がいるか確認する。
ベベルは、この国には猿はいない。何百年も昔からいないと回答。
べベルは、「猿がいることがそんなに大事なことなのかい?」と訊ねる。
プリンプリンは、自分が赤ん坊で海にただよっていたときから、
モンキーがそばにいたので、自分は猿のいる国の人間のはずと説明。
ベベルはプリンプリンが自分たちの妹であってほしいと願っていたが、
「私たちの妹でないということになりそうだ。」
<(前のくり返し)
戦車に乗っているランカーとヘドロとシドロ・モドロ。
ランカーは、「鈍い戦車だ」とイライラしている。
ヘドロは、「ランカー様がアクタ共和国に売りつけた戦車でしょう?」
と言った(ーー;)。
ランカーは、シドロ・モドロに降りろと命ずる。
二人が降りたら、戦車の走行速度が少しはあがると思ったからだ。
シドロ・モドロは乱暴に降ろされる。
走りさる戦車。シドロ・モドロは取り残されてしまった。
モドロはランカーに向かって悪態をつく。
シドロはそんなモドロをなだめる。
どうもモドロは切れるとなにをしでかすか分からないタイプらしい。>
ルチの宮殿。
ヘドロが、ご機嫌に歌いながら登場。
ステッラに「ミスター・ランカーがルチ将軍に会いたい」と告げる。
ルチ将軍登場。
自分もランカーに会いたかったので、自分から出向こうとすると、
ランカー登場。
ランカーは、まずルチ将軍の話を聴く。
ルチ将軍は、戦争を始めるので兵器をどんどん送ってほしい。潜水艦も潜水母艦も…、
とランカーに依頼する。
ランカーが「アクタ共和国には海はないが?」と聞くと、
ルチ将軍が言うには、となりの国を攻めたら
海をもつことができるので潜水母艦も必要になる、そうな。
話が一通りおわったので、
今度は、ランカーがルチ将軍に質問をなげかける。
「あんたは、どこのうまれだ?地球上でうまれた人間かね?」
ルチ将軍は、ランカーの質問にギョっとする。
目がうご〜く。
湖畔。
プリンプリンの独白。
ー前に行ったオサラムームーは私の祖国ではなかった。
アクタ共和国は自分の祖国かもしれないと思ったが、
ベベルとマノンは自分のきょうだいとかもしれなかったが
(ここで対岸のベベルとマノンが手を振る。)
どうも違うみたい。私の祖国はどこ?
エンディング;ハッピーアドべンチャー
海を漂う箱。
オサラムームー。
暗転ランカー。
シプシーの踊り
暗転ルチ。
ジプシー。
<146話>初放送;NHK総合1979.11.12
湖畔のプリンプリンとモンキー。
プリンプリンは、モンキーに語りかけている。
アクタ共和国が祖国かもしれないと思っていた。
ワットさんとベベルの「お猿がいない」発言を思い浮かべる。
「あなたは、間違い無しにお猿さんなんだもんね。」
オサゲが、プリンプリンのところへやってきた。
そして「ジプシーの踊りを教えてもらったよ。むこうで一緒に踊ろうよ」と誘う。
ジプシーの歌。
ボンボンやカセイジンもいる。
プリンプリンもベベル達と踊る。
<(前のくり返し)
王家の谷。
ランカーが王家の谷で、あの箱をジーっと見る。
そして「ルチ将軍に会う。」となにか腹にいちもつありげな言い方をする。>
宮殿。
ルチ将軍は小姓ちゃんと遊んでいる。
地球の風船で無邪気にキャッチボールをしている。
とぉ〜ッても楽しそうだ(^^;)。
ヘムラー大佐とステッラはその様子をジ〜と見ていた。
この二人は何を思って、ルチ将軍のお遊び姿をみているのでしょうか??
ころあいをみてステッラが声をかけた。
「前線司令官ヘムラーへっぽこ大佐です」
無邪気だったルチ将軍は、ガラリと支配者然とした態度に変わる。
ヘムラー大佐に「トナリーランドとの国境に大軍を集結させろ」と命令。
トナリーランドを攻めて次々ほかの国も攻める。
自分の計画に御満悦なルチ将軍は高笑いしまくりです。
三人は缶ジュースで乾杯する。
そこへ、歌を歌いながらヘドロがやってくる。
ステッラ「いい女がきいてあきれるよ年増のヘドロ」
ヘドロ「お前なんかに用はないよ。すれっからしのステッラなんかに」
この2人は仲が悪い。
ヘドロがランカーがルチ将軍に会いたいと告げると
ルチ将軍が出向こうとするが、ランカーがやってきた。
ヘドロと、ステッラ、ヘムラー大佐は席をはずす。
ランカーはジーっとルチ将軍の頭を見る。
王家の谷でみた空の箱を頭に浮かべながら…。
ランカーは質問を始める。
「質問に正確に答えて欲しい。」
そして、ルチ将軍に「生まれた場所と育った場所」を訊ねる。
ルチ将軍は「この国で生まれてこの国で育った」と答える。
ランカーは、自分の情報網は世界中に拡がっている。
アクタ共和国にも部下が情報を収集していると説明。
ルチ将軍は、ちょっと動揺する。
…って「知能指数1300」なら、そんな事はとうに御承知のはずだが…?と
管理人は思いました。
あたしがルチ将軍ならシラ〜とポーカーフェイスを決め込みますがね…(^^;)。
意外につめが甘いか?ルチ将軍。
「あの箱」も処分していないし。
ランカーの部下の情報によると、
ルチ将軍はクーデターが起る数カ月前に突然現れた謎に包まれた人物だと、
いうことだ。
クーデター以前のことはまったく不明とのこと。
ルチ将軍は、ランカーの部下がなんと報告しようと
自分の生まれ育ったところはこの国だと言い張る。
「正直に答えてもらいたいと言ったはずだ」とランカー。
んな事言ったって、正直に答えられるかいな??自分が**だなんて…。
無理難題を突き付けるランカー様である。
ランカー「ルチ将軍、あんたはこの地球上で生まれた人間なのか?」
ルチ将軍「それはどういう意味か?ミスターランカー」
ランカー「言った通りの意味だよ、ルチ将軍。」
そして、二人はにらみ合う。
そこへステッラが、ランカーにダマスクセから緊急連絡が入ったと言ってくる。
それを聞いてランカーは、テレビ電話の場所へヘドロと共に去った。
ルチ将軍は、なにやら考え込んでいた。
「どうかされましたか?」とステッラは訊ねる。
ルチ将軍は適当に誤魔化すような態度をとった。
ステッラは気を使って缶ジュースを差し出す。
ランカーの部屋。
テレビ電話にて、チンタムから至急ダマスクセに戻るように言われたので
戻る事にした。
チンタムは報告が終わると「さよなら、さよなら」と淀川長治さん調の御挨拶をした。
ヘドロはアクタ共和国にはうんざりしていたので、
ダマスクセに戻れることを喜ぶが、
ランカーにここに残るように言われる。
ランカーは「ルチ将軍を信用できない。
そんな男にプリンプリンを預けるわけにはいかん」と
ヘドロにプリンプリンをダマスクセに連れてくるように命ずる。
湖畔。
プリンプリンは、ランカーのヘリを見る。
「どこかへ行くのね。」とプリンプリン。
そしてモンキーに「ここは私の祖国ではないことがわかったから
私もどこかへ行きたいわー」とつぶやく。
ベベルが登場して、プリンプリンにマノンがどこにいるか訊ねるが、
「知らないわ」とプリンプリンは言った。
(なんだかこの言い方なんであたしに聴くのよ〜?!ってニュアンスに聞こえた。
…気のせいかな?祖国がここでないことのショックからなのだろうか??)
オサゲとカセイジンも来てボンボンの行方を聴く。
ベベルはマノンがライフル銃を持ち出した事が心配なのだった。
マノンとボンボン。
ボンボンは白いマフラーをしてる。なんじゃそのマフラーは???
マノンはボンボンに、ルチの暗殺の決意を語る。
兄さんは、プリンプリンと出会って人がかわっちまった。
「プリンプリンはベベルの手が血で汚れるのが耐えられないと言っていた」、
とボンボン。
マノンは言った。
「でも誰かがやらなければならない。
そのためだったら喜んで自分の手を血で汚すよ。」
そして、自分がアクタラバードに乗り込んでしばらくしてから、
兄さん達に暗殺のことを伝えてくれとボンボンに頼む。
しかし、ボンボンは拒否した。
マノンが理由を聴くと、ボンボンもマノンの手伝いをしたいとのこと。
ボンボンは「今こそ」を歌う。
カセイジンの予感;マノンとボンボンはどんどん離れていく…。
<管理人の感想>
ルチ将軍とランカーの対決が見物でした。
な・なんなんだこの異様な迫力は…?!と感心してしまいました。
人間ではなく人形なのに、緊迫した場面でした。
声優さん達の声の技と操演の技で、こんな迫力が出せるんですね〜(#・・#)。
「ホエ〜」と思って見ていました。
またまた、ボンボンの事でケチ付けてご免なさい。
「今こそ」の歌は好きなんですが、ここで歌うのは…ちょっと変かな?と
思ってしまうのです。
いくら悪役を暗殺するとはいえ、矢張り人殺しです。
そこで、こんな素敵な歌を歌って欲しくないな〜と個人的に思います。
「命がけ」には間違いないが、方向性が違うような気がします。
私はボンボンに恨みはありませんでございますですよ(^^;)。
<147話>初放送;NHK総合1979.11.13
<(前のくり返し)
ベベル「マノンを知らないか?」
オサゲ「ボンボンもいない。」
プリンプリン「二人でお話をしているのよ。」
カセイジン、予感の説明。>
宮殿。
ヘドロは、シドロ・モドロにランカーが自分を置いてきぼりにしたことをグチる。
ランカーの口まねをしたりして、ちょっとお茶目なところも(ーー;)。
ルチ将軍は、書類に印璽を押している。
小姓ちゃんが、その押印済みの書類を持っていく。
将軍は、ステッラには戦争の準備の確認をする。
ステッラは、ルチ将軍にランカーが急に帰った理由を聞く。
「そんな事は知らない」と言うルチ将軍に
「知能指数1300のあなたでもわかりませんか」とステッラは言って、
ランカーが宝とルチ将軍の身の上に興味を持っている事を話すと、
ルチ将軍は、「迷惑な話だ。ミスターランカーがいなくなってほっとしている」と言った。
ステッラ、しかしいやな女がいると言うと、
ヘドロ登場。
お互いに嫌悪感を出し合うステッラとヘドロ(^^;)。
ヘドロはルチ将軍にちょっとしなだれかかるようにして、
乗り物をかしてくれと頼む。
ルチ将軍に女の色気は通じるのかな?
ルチ将軍は、「ミス・ヘドロに乗り物をかしてさしあげろ」とステッラに命ずる。
別にヘドロの色気とは関係なしに
ミスター・ランカーの秘書と言う事で貸したんだろうな〜 。
宮殿の庭。
シドロとモドロは、戦車の用意をしている。
何故だかわからんがが戦車に落書きが。
そこへ、ヘドロがやってくる。
「しょんべんくさいプリンセスを探すために世界一の女がお出迎え」とかグチる。
湖畔。
ベベルは思い付く;
マノンは「もしかしたら、ルチ将軍の暗殺にアクタラバードに行ったのかもしれない。」
自分が暗殺に失敗したから、マノンが自分で暗殺しようと試みているのかもしれない。
プリンプリンは「でもどうして黙っていっちゃったの?」
と問いかけると、
「話したら止めるだろう?君が…」とベベルはちょっと嫌味っぽく言う。
に…にいさ〜ん(ーー;)。
プリンプリンは、複雑な表情を見せる。
オサゲは「でもどうしてボンボンまで」いなくなったのか疑問に思う。
夜。
マノンとボンボンは、山中(?)だった。
「白いマフラー」のボンボンは、故障したサイドカーを修理している。
二人は、アクタラバードまで「あと一走り」程度のところに居る。
ボンボンは、「胸がわくわくするな〜♪」と言う。
この男の子の心理って、アタシにはわかりません(汗)。人殺し行くのに…。
そして、ボンボンはマノンの暗殺計画の概要を訊ねる。
マノンは説明する;
ベベル兄さんはルチ将軍の寝室に忍び込んで襲おうとしたが、それは失敗した。
だから同じ手は使えない。
宮殿の近くに教科書会社の倉庫がある。
そこの窓からライフルで狙撃する。
ボンボン「教科書会社の倉庫の窓からライフルで。どっかで聞いたことがあるな…?」
教科書会社;
1963年11月22日アメリカ大統領J・F・ケネディが暗殺されたが、
その時犯人がそのビルからライフルで大統領を狙撃したとされる。
マノンは、サイドカーにエンジンをかける。
サイドカーは治ったようだ。
ボンボンは言った。
「命がけでなにかをしたい。命がけでなにか素晴らしいことをしたい」
そして「今こそ」を歌う。
マノンにとってルチ将軍の暗殺が「登るべき山」
…とか言ってボンボンはうらやましがっている。
そして、「精一杯手伝うよ」とマノンに約束する。
それに対して「有り難う」とマノンは答える。
「ライフル、もう一丁手にはいらないかな?」とボンボンは言った。
いざと言う時、一人でやるより二人のほうがいいじゃないのかなというのが理由だ。
でもマノンは「手伝ってくれるのは、嬉しいけど引き金を引くのは僕だ」と拒否。
なぜならルチ将軍はマノンの親の仇、敵だからだ。
当たり前だ。ボンボンはルチ将軍とはな〜んの関係もありません。
これは、「出しゃばり」とも言えます。
「ヘタレボンボン」の萌芽がここに感じられるのは私だけ?
あ〜あ、ボンボンがしょぼくれちまった…(ーー;)。
ガッカリするなよ〜、少年。トンチキなのはアンタなんだから。
「他力本願」ではなく、自分自身で本当にできる「命がけ」の事を
お探し下さいませ。
昼。
戦車のヘドロとシドロ・モドロ。
シドロ・モドロは、ヘドロにどこに行くのか訊ねる。
ヘドロは回答。
「あのしょんべん臭いプリンセスをとっ捕まえにいくんだよ。」
シドロ・モドロが「どうしてこっちの方向に向かっているのか」訊ねると
ヘドロも自分でもよくわかっていないが
「女のカンだね」となんだかいい加減であった。
戦車の横をマノンとボンボンのサイドカーが行く。
サイドカーのせいでシドとモドロは戦車からおちる。
「あぶないな〜」とか二人は文句をたれる。
ヘドロは「あのはねっかえりの過激派のボンボン」の姿をみて、
「ボンボンがあっちから来たってことは、プリンプリンもあっちにいる。」
と女のカンがあたったとを喜ぶ。
シドロ・モドロは置いてきぼりをくらう。
湖畔。
ベベルは、マノンが自分の暗殺の失敗をはがゆく思っている、
「思い込んだら実行する奴なんだ」と心配する。
「ボンボンもそうだよ」とオサゲ。
そこでカセイジンが予感を感じる。
「私たちに危険がせまっている。」
ベベル「追っ手がくるのだろうか?」
そして戦車がやってくる。
ベベルは、トラックで逃げることを提案。
モンキーが双眼鏡で戦車を確認する。なんだか様子が変だ。
プリンプリンが覗くと戦車に乗っているのは、
ヘムラー大佐でもなく軍曹でもなくヘドロとシドロ・モドロだった。
ベベルは、「ヘドロでも戦車は戦車だ、早く乗るんだ。」と用心深い。
<148話>初放送;NHK総合1979.11.14
<(前回の繰り返し)
マノンもボンボンも行方不明。
ベベル「自分の暗殺の失敗をはがゆく思ってマノンは…」
カセイジンの予感。
「戦車が来る。」>
ヘドロは、「女のカンは大当たり」とプリンプリンを見つけて喜ぶ。
シドロ・モドロは「仲間やいけすかないジプシーもいますぜ」と言う。
ヘドロに、どうするのか訊くと、
ヘドロは「ここでひと芝居を打つ」と、シドロ・モドロに耳打ちする。
プリンプリンは、そんなヘドロ達を見て言う「様子が変よ。」
一方のベベルは動こうとしないプリンプリン達にイラツく。
ヘドロ、シドロ・モドロは、白旗をあげてやってくる。
オサゲが「白旗」のことを聞くと、カセイジンは白旗の説明。
ベベルは、「気をつけろよ」とプリンプリンに注意する。
ヘドロは、ベベルを見て
「お〜や、そこにいるのは、
一度は私の部下だったシプシー男のドロドロじゃないか」
と声をかける。
ベベル「ドロドロとは世を忍ぶ仮の名。」
(そうだったんですか、ベベル兄さん(ーー;)。
でもあの時は、反射的に出てきた偽名だった筈だと思いますが…。)
そして実は前の国王の息子のベベルで
ルチ将軍の命を狙っていると答える。
ヘドロはそれを軽く聞き流し、
「用があるのはお前ではなく、プリンプリンの方だよ」と言う。
あら、もうベベルには興味がなくなったのね〜(ーー;)。
そして、プリンプリンに
「プリンセス様、御目出度うございます。」と妙にバカ丁寧に御挨拶。
なにがおめでたいのかというと、
ヘドロによるとダマスクセのチンタムからテレビ電話が入って
プリンプリンの祖国がわかった。
だからランカーはそれを確かめるために、急いでダマスクセに戻った。
その後今度はランカーからヘドロに、プリンプリンの祖国がわかったので、
ダマスクセにお連れしろと連絡が入ったとか。
プリンプリンが「どうしてわかったの?」と訊ねると
ヘドロは、「世界中にいるランカー様の部下の情報」によると答える。
プリンプリンはその国の名前をきくと、
ヘドロ、「名前はまだわからないけど、すばらしいところとか」答える。
プリンプリンは「祖国が見つかって夢のよう」と「私の祖国」を歌い始める。
ヘドロは「祖国があの小娘のなきどころ。後もう一押し。」
とシドロ・モドロにコソコソ話す。
実は、このヘドロの話は、
ランカーの命令を遂行するための
真っ赤なうそ話だったのでした。
一方カセイジンは「へんですねぇ。ヘドロの話が本当なら、
うれしい知らせとかそういう予感の筈。
ヘドロは嘘をついているのかもしれない」と怪しむ。
カセイジンは冷静ですね。
モンキーがあやしげな機械をもって来る。
人の背丈ほどのコンピュータのような機械である。
どっからもってきたの?そんなでかいもん。
ヘドロは歌い終わったプリンプリンにダマスクセに行くように誘う。
突然カセイジンがヘドロに心にないことを言いだす。
「ヘドロさん、貴方はいつみても美しい。」
それを聞いてヘドロは嬉しそうである(ーー;)。
「おや、うれしいことをいうじゃない。頭でっかちの坊や。」
単純なヘドロである。
カセイジンはヘドロをおだてて、
モンキーが持ってきた機械につながっているコードの先の棒をヘドロに持たせる。
おだてられて舞い上がっているヘドロは怪しむことなしに棒を持つ。
なんでこんなに単純なんだ?ヘドロ。
カセイジンが、ダマスクセのチンタムから
プリンプリンの祖国がみつかったという連絡、それは本当かと尋ねると
ヘドロは本当だと言う。
すると機械が反応して
「ウソウソウ〜ソ、アハハハ」とへんてこりんな声をだす。
(モンキーの声に似ています。)
ヘドロが驚いて、この機械のことを聴くと、
カセイジンは「まあまあ気にしないで」とごまかす。
そして、ヘドロを「美しい」とおだてる。
そして「ランカーから連絡があったのも本当ですね?」と尋ねると
ヘドロは「本当よ」と答える。
…と機械がまた「ウソウソウ〜ソ、アハハハ」と反応。
(この機械の声、妙にむかつく言い方だな〜。)
ヘドロが「なんだい、これ?」と言うと、
カセイジンは、「ヘドロの言う事はみんなうそです」と断言した。
ヘドロが「なんでうそなのよ」と反論すると、
カセイジンはこの機械は「うそ発見機」で、
たとえば、自分が棒を握り「ヘドロさん貴方はうつくしい」
と心ない言葉をいうと「ウソウソウ〜ソ、アハハハ」と反応すると説明。
計画が失敗して怒り狂ったヘドロは、機械をこわしにかかる。
カセイジンは「今のうちに逃げましょう」とプリンプリン達をうながす。
ベベルは「私は別行動をする」と言った。
機械をぶっこわしまくったせいで、ヘドロの髪みだれボロボロである。
シドロ・モドロ「戦車をとられちゃった!!」
プリンプリン達は、戦車に乗っている。
プリンプリンがカセイジンにお礼を言うと、
カセイジン「モンキーのおかげですよ」と返答。
モンキーって一体何者?????と改めて思う管理人であった。
アクタラバードではマノンとボンボンが、
教科書会社の倉庫に向かっていた。
エンディング;「今こそ」
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